粋とKAWAII混ざり合うこの街で

キラキラに埋もれて死にたい

‪CHANGE THE ERA-201ix-‬

 

‪「CHANGE THE ERA-201ix-‬」

2019.3/21~3/23 横浜アリーナ

2019.4/20 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ

2019.5/1~5/2 大阪城ホール

 

※すべて個人の主観であり自担至上主義かつ鶏脳なため不快に思われる方もいらっしゃると思います。

コンサートの感想というより曲に関する備忘録。

実質脳内補正ありのただの北斗くん観察記録です。

この先は自己責任でお願いいたします。

続きを読む

ジャニーズ10歳になった大好きな北斗くん

松村北斗くん入所10周年おめでとう。

ジャニーズ10歳おめでとう。

 

f:id:t198674:20190214082426j:image

 

私は北斗くんの存在を知ってからすぐに

ファンになったわけではないし、

まだまだ3年目の新規のオタクだけど

私がこれまで見てきた北斗くんは

 

まじめで心が優しくて丁寧で不器用で

自己肯定がすごく低くて

大人びた一面もあるのに中身は結構幼い子どもで

努力家で気分屋で頑固で

決めたことや好きなことに一直線で

甘えたがりなくせに人に頼るのはへたくそで

構ってちゃんで自信のない末っ子気質なのに

グループのバランサーで人のために影にもなれる人。

自分の中に芯があって強くて優しくて賢い人なんだと思う。

 

 

もっと長く北斗くんを見てきた方達からしたら

そんなことないよってこともあるかもしれないけど。

 

 

昨年すごく感動したのは

横アリでのソロパフォーマンス「あやめ」

私はNEWSのファンでもあるから

当然本家のシゲのあやめを先に知っていて

コンサートでもDVDでもいのちのうたでも観た。

シゲの世界観は年々すごくなっていて

正直凡人の私には理解が追いつかないくらい深い。

だからこそ北斗くんのあやめを観たときに

これも私個人の感想と捉え方でしかないけれど、

何度も何度もシゲのあやめを観て

自分の中で理解して飲み込んだうえで

ただの完コピにならないように噛み砕いて

本家へのリスペクトもしっかりと見えるのに

北斗くんらしさも負けずに見えて

この人は本当にすごい人なんだなって思った。

「アイドル」なんて枠に収まらない、

表現者」なんだって感じた。

 

普段から北斗くんは歌を歌うときに

歌詞を理解して感情を込めて歌っているように思う。

それがあやめでは顕著に現れていて、

まさに「憑依型の演技」といったところだ。

あの映像がフルで残らないのも

たった1公演しかなかったがために観られていない人がいるのも

本当にもったいなくて悔しい気持ちもある反面、

だからこそ儚くて美しくもあり

あの公演であの選曲をしたのかなとさえ思う。

 

 

 

私はSixTONESのファンだけど北斗くんが好きだから、

もっとステージの真ん中に立ってほしいし

もっと目立ってほしいし前に出てほしいし

いつもかき消されるトークだってちゃんと聞きたいし

カメラ割りも歌割りもライブ構成にも不満がある(笑)

 

ただ、最近の北斗くん不憫芸は愛があって好き。

北斗くんはいじられた方がいい味が出るもんね。

 

 

だけど、グループとして今の売り方に決めて

北斗くんがBIのトラウマを乗り越えて(多分)、

SixTONESとしてやっていく覚悟が見えて

グループのためにフロントを輝かせる影に徹したり

MCサポートだって時にはサポートの範囲を超えて

サポートしていたりもするのに

「俺の役割はMCじゃないから俺がMCを回してると思われてはいけない(完全にニュアンス)」

みたいな発言をしていたり

北斗くんがグループのために影になるなら

私はそれを受け入れて応援するしかないんだろうなーと思う。

本音としては一番にキラッキラ輝いてほしいけど。

北斗くんのanan*1での

インタビューはぜひ色々な人に読んでほしい。

 

 

 

なんだかんだでメンバーのことが好きで

みんなが前に出て楽しくなっちゃったときでも

後ろやステージ袖に一度下がって

スタッフとコミュニケーションを取ったり

仕事を回している北斗くんも大好きだし

Jrだからかファンがみんな多ステしている前提で進むMCでも

一度止めてファンの方を向いてきちんと説明してくれたり

冷たくなったって言われるけど周りをきちんと見ている北斗くんは

すごくかっこいいし私はファンとして誇らしい。

 

一昨年の少年たちでは

地方の平日昼公演なんて酷い手の抜き方だったけど

去年のサマパラは私はほとんどの公演に行ったが、

全公演パフォーマンスは手を抜くことなく全力だったように思う。

ハイタッチを拒んだり色々ありはしたけど

私もなんだコイツって思ったりもしたけど

ファンサービスってあって当たり前ではないし

パフォーマンスでお金をとっているアイドルとして

平日昼公演だろうが全力でパフォーマンスをする

北斗くんはすごくかっこよかった。

 

生き方が下手で不器用なのは見ていたらわかるし

自己肯定が低いが故にひねくれてしまうのもわかるし

ゆっくりでも北斗くんのペースで少しずつ

成長していってくれたら十分だと思う。

 

 

ここまですべて何様発言であることは理解しているが、

北斗くんのことが大好きだし

アイドルとしてもっともっと輝いて

活躍していける人だと思ってます。

グループのバランスを見て「静」でいたり

影に徹する北斗くんの気持ちも理解しているつもりだし

尊重したいし受け入れて応援していくけど

11年目はもう少しメインになれると嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

何を差し置いても大好きだよ。

(かけもちだけど)

*1:2019.2/13発売

公開アカウントで全世界に言葉を発信する重さ

目に余るものが多すぎる。

 

私も決して正しいとはいえないだろう。

私は複数のアカウントを所持しているが、

公開アカウントを利用している意図としては

 

ハッシュタグ等を利用したキャンペーンに参加する

・企業公式アカウントにリプライをする

SixTONES(NEWS)人気あるんだぞアピール

 

などといったことが理由にある。

もちろんチケ業務がやりやすいこともあるが。

 

 

NEWSはこれまでにメンバーの過半数が脱退している。

ジャニーズの中でも特殊で異質な存在かもしれない。

 

SNSが発達している今、

ネットニュースも発達している。

中にはアクセス数さえ稼ぐことができればよくて

内容の真偽なんて気にもしていない記事も多くある。

 

有名な出版社でもそういった場合もある。

 

 

アクセス数が稼げればお金が稼げる。

多くのライターや出版社が存在する今、

どこだって勝ちたくて必死だ。アクセス数が欲しい。

 

 

私は他のグループについてはあまり詳しくないが

NEWSのファンは特に真偽に関わらず噂に敏感だと思う。

 

「○○くんの〜ってなに?」

「○○くんの〜私は信じてないよ」

「○○くんまじか」

 

こういった簡素なツイートでも、拡がるのだ。

真偽やソースなんて関係なく

主観も混ざり雪だるま方式にどんどんどんどん

あることないこと降り混ざって膨らんで拡がる。

 

 

「NEWSのファンはすぐ騒ぐ」

そう思われたら、どうなる?

 

週刊誌にもネットニュースにも目をつけられて

潰れるまで追いかけるとまで言われて。

 

なんでスルーできないのか。

 

 

公開アカウントで世間に伝えたい

 

その気持ちは大いにわかる。

私だってそのために公開アカウントを利用する。

 

だが、時と場合によるのではないだろうか。

 

「文字」はプロのライターが書いた記事でさえ

発言者の真意が伝わらないことや波紋を呼ぶことが少なくない。

 

 

「ツイート」ってそもそも深く考えるものでもない。

独り言であって、つぶやきなのだから。

 

でも、大人や世間に「伝えるため」なのだとしたらそれは別なのではないだろうか。

 

 

「○○くんと××ちゃんの匂わせうざい」

この一言で、ツイート主には想像もつかないほどの話に膨らむことだってある。

 

 

もちろん発言は自由だ。

「人の気持ちを考えろ」にも限度だってある。

 

でも、だからこそそのために人は「裏垢」や「鍵垢」など複数のアカウントを駆使しているのではないのだろうか。

 

 

本当に伝えたいなら週刊誌なり事務所に手紙を書けばいい。

おそらく何も届かないだろうが、

無責任な言葉をTwitterという大海に投げるよりましだ。

 

 

三者がツイートを見る。

その第三者がツイートに対して感じたことをツイートする。

それをみた他者がまたそのツイートに対して感じたこと述べる。

 

 

芸能人に対して、有名税なんかじゃ済まないことだってあるんだよ。

 

私たちファンとアイドルは他人だ。

認知だなんだの言おうが他人だ。

 

 

これは完全に私個人の意見だが、

裏で遊ぼうが(羽目を外しすぎるのはもちろん良くない)仕事さえしてくれれば良い。

私たちは彼らのプライベートにまでお金を支払っていない。

彼らのアイドル活動に対して対価を支払っている。

私たちができることはそれだけ。

 

彼らは支払いに対して対等な、もしくはそれ以上のパフォーマンスや幸せをくれる。

それ以上に何を望むことがあるのか。

 

 

彼らがステージ上で私たちに見せてくれる姿こそが

彼らがアイドルとしてファンに見せたい姿なのだから、私たちは大人しくその姿をそのまま見ればいいのではないだろうか。

 

 

 

○○くん体調悪そうだった

○○くん機嫌悪かった

 

ああそうか。それは主観だ。鍵垢でやれ。

たとえ真実だとして、プロとして隠せなかったタレントにも否がある。

特に機嫌なんてお金を払っているファンにとっては関係の無いこと。

 

だが体調については?

前述の通り隠せなかったタレントにも否があることは前提として

 

「体調が悪くてもステージに立つ」

 

そう決めたのはタレントと事務所の意思なのだから

素直に応援したらいいのではないだろうか。

 

私はレポ垢が大嫌いだ。

役に立つこともあるし、読むこともいいねすることもある。

あるけれど、大嫌いだ。矛盾しているが。

 

たとえば隣で一緒に同じ人間からの発言を聞いていた友人とだって

全く同じ捉え方ができるわけではない。

それを一ファンの脳内で噛み砕いたうえで再度文字で、その場の話の流れや空気感、声のトーン、表情などがわからない状態でアウトプットされて拡散される。

こんな怖いことってあるだろうか。

 

 

本人だって見る可能性がある

だから敢えて公開アカウントでツイートすることがある

でも、それがタレントを追い詰めている可能性があるとは思えないのか。

週刊誌に目をつけられる原因のひとつだと気づかないのか。

 

 

応援してるつもりが、

なんら他意もなく軽い気持ちでしたツイートが

他人の脳内で膨らんで変換されて

それがどんどん広がって本人を追い詰める。

 

そういうことだって残念ながら実際にある。

 

 

何度も言うが、発言は自由だ。

私だって特大ブーメランになっているだろう。

 

 

だが、悪気がなかろうがいつまでも全世界に対して

根も葉もない、公式発表もない噂に関する話題を

発信する人は本人を潰す可能性が少しでもあることをわかってほしい。

 

 

私に影響力なんてないし…なんてことはない。

 

お花畑な発想でしかないが、

全員がスルーできたら週刊誌だって飽きるのに。

 

 

ファンもメンバーもグループも仕事も大好きで

いつでもファンに幸せを与え続けてくれている

大好きな人を自分の何気ないツイートで傷つけたいですか?

 

人間って脆いから、多数派に吸い寄せられる。

みんながそれを悪だと言うなら

善だと思う自分は異質なのだろうか?

 

そう不安になることもあるだろうし逆に、

仲の良い子が白だと言ってる。

あの人も白だと言ってる。

自分は黒なんだけど、そう言うと空気が読めない人になるかな。

 

自分の意見が言い出せなくなることもある。

だからどうした方がいいとか私もわからないし

私も人に対して「言いづらい空気」を出している側かもしれない。

 

 

それに私ももちろん、それは違うだろうと思われるような発言をしたり

自分のことしか頭になくて人を傷つけてしまったり

今までにだって無責任な言葉をたくさん発してきた。

そういうときに注意してくれる友人には本当に感謝している。

 

お互い、公開アカウントや誰かが見るアカウントで発言する以上は

自戒も込めて思いやれたらいいのだが。

 

 

あまり神経質になるのもよくないが、

せっかく同じグループ、事務所のタレントが好きなんだから

綺麗事だろうがお互い注意し合って応援していけたらそれほど美しい支え方ってないのではないだろうか。

 

かけもちって何だろう②北斗くんの話とマイルールと現実

オタクをするうえで個人的にポリシーがある。

 

・高額転売をしない

・チケットのために友達を裏切らない

・グッズを買う、公式にお金を落とす

・規定外うちわを持たない

・非公式ペンライトを持たない

 

など至極当然のことばかりだ。

 

そして、かけもちをする上でのマイルールがある。

 

・優先順位を決める

・都合の良い存在にしない

 

たったそれだけだ。

 

「都合の良い存在」というのは過去に私は

SexyZoneに対してがそうだったように思う。

NEWSやSixTONESのように本腰を入れるわけではなく

FCに入会しCDやグッズは普通に購入する。

コンサートにも地元公演に当たれば行く。

風磨くんが大好きで仕方ない!というよりは

単純に彼らのコンサートが楽しくて好きだ。

オタクというより「ファン」だったのだと思う。

失礼を承知で本音を述べるなら、楽しくてかっこよくてかわいくて

私は彼らに「本気」ではない。癒しであり息抜きなのだ。

今でも彼らのファンではある。誘われれば喜んで行く。

だが、けじめとして名義は捨てた。

代わりに情報局の名義を増やした。

 

ただ、今はこっちの気分じゃないからあっちに沸く

といったような都合の良い逃げ場をつくるためのかけもちはしたくない。

 

 

NEWSを降りることは絶対にできない。

そう強く確信した私はNEWSとSixTONESのかけもちをすると決めた。

そう決めたからには、どちらかを前述のように

都合の良い存在にはしたくないのだ。(ごめんなさい)

かといって、個人的にどちらにも全力!多ステしまくり!というのも違う。

 一人だけを応援している方やタレントにとっても失礼だとさえ思う。

実際は私一人がどうなろうがその辺の埃くらい影響のないことなのだが。

 

 

①でNEWSへの思いはある程度言葉にしたが、

NEWSは私にとってライフライン

増田くんは私にとって宇宙一のスーパーアイドルで、神である。

遠くでキラキラしている、いつまでも手の届かない雲の上の存在。

多ステしようと思えばできるし行こうと思えばPON!だって行けた。

でも私は多ステはしないし、PON!にも一度も行かなかった。

仲の良い友人は知ってくれているだろうが、

私は自担のためなら簡単に仕事を休むような人間だ。

なので、それらは決して仕事が理由ではない。

宇宙一のスーパーアイドルを、神を、

自ら「会いに行ける手軽な存在」にしたくなかった。

会いに行けるアイドルが嫌だとか、下に見ているわけではない。

 

私は私の中での「増田貴久像」を自らの手で壊すようなことはしない。

増田くんは健康でステージの上で好きな仕事をして

好きな衣装を着てNEWSとしてアイドルを楽しく続けられるなら

彼にとって幸せと思える環境があって、

彼が見せたい姿を見られるならそれだけでいい。

 

2016年1月、軽い潔癖症で体力の無い怖がりな彼が

アマゾンにサバイバルに行くといった企画のTVが放送された。

そんな辛いもの見るつもりはなかった。

だが、増田くんから長文のメールが届いた。

増田くんの思いを受け取って、泣きながら観て最後はブチ切れたのを覚えている。

 

これはメールがあったので特例として観たが、

変ラボのキャラが無いといじ(め)られるような回や胸キュン系の回、

NEWSICAL、一曲NEW魂、ROTなどは観ていないし観るつもりもない。

私は増田くんの容姿がこれからどう変化しようが、

万が一、倫理に反するような事件を起こそうが変わらず一番に愛し続けると断言できる。

それでも「裏の姿」というか、うまく表現できないが

観たくないものは観たくないし好きだからといってすべてを知りたいわけではないのだ。

 

 

 

私はJr.担の世界を知るまでずっと、増田くんと同じ空間にいられるだけで幸せで

年に一度のツアーでたった1公演入ることができれば満足なオタクだった。

Jr.担になって、公演の多さや距離感に驚いた。

自担と会話ができる。なんだこれ。

私は味をしめた。ズブズブと沼にはまっていった。

多ステや全通する楽しさと快感を知った。

それと同時に、オタクになって初めて同担に嫌悪感を覚えた。

今までは増田くんは正直人気が無かったし、

増田くんの良さは増田くんのことが好きな人としか分かり合えないから

同担とばかり繋がっていたし、それが本当に楽しかった。

*1

 

それなのにSixTONESの現場に行くと、近くに同担がいないかが気になるようになった。

もちろん、同担がいたからって喧嘩するわけではない。勝手に落ち込むだけだ。

一部の価値観の合う同担の友人は本当に大好きだし、

私にとっては絶対に必要不可欠な存在であることは間違いない。

それでも、同担が嫌いになってしまった。少しショックだった。

 

 

また、行く現場数が増えるほどに前列に入る回数も必然的に増えた。

絶対に積まないと決めているので、席はすべて運だ。

それでも交換や重複など、定価でうまくやる方法なんていくらでもある。

私はどんどん嫌なオタクになっていった。

 

北斗くんに「会いに行ける手軽なアイドル」になってほしいわけではない。

手が届かないアイドルだということは十二分に理解しているし、リアコでもない。

デビューして、一刻もはやく遠く広い世界へ行ってほしい。

 

でも、そうじゃない。

Jr.は映像に残らないことがほとんどだ。

最近では局動画やYouTubeがあるが、フルではない。

それに、私は北斗担だ。

北斗くんのことが好きな人ならわかってくれると思うが、

彼はカメラにまともに抜かれない。TVでもライブ映像でも。

わずかな、たった一言のソロパートでさえ抜かれないことが多い。

彼を見逃さないためには、生で自分の目で観るしかないのだ。

 

北斗担の私が言うのもなんだが、彼は人気がある。

グループ内ではトップ人気だしキンプリやラブがいない今、

東西Jr.全体でもトップ5には余裕で入ると思っている。

実際に各種アンケートでもその結果は数字に表れている。

でも、そんなこと意味ないのだ。

事務所にとってお気に入りではない顔の薄い彼は、推されない。

おそらく彼自身も理解していて、

グループとして「京本・ジェシーをWセンターにしよう」と決めた日から

ますます彼は、2人を光にするための影になることに徹しはじめた。

正直、報われない彼を見ているのは辛くて

グループを見ているのも辛い時期もあった。

今はそんなことはないと言えば嘘になるが、今回はその話には触れないでおく。

ただ、SixTONESのオタクを辞めようと思ったこともあった。

 

私は躍起になって現場のたびに北斗くんの個人写真を買えるだけ買った。

インストのYouTubeだって悔しくて泣いた。

コメントはせず、1回きり二度と再生しない小さな反抗をした。

許せなかったが、文句ばかり言っても彼のイメージを下げる足枷にしかならない。

信頼できる一部の友人に話したり、誰にも見られない場所で文字に起こし吐き出した。

そんなことをしたって何にもならないのだけど。

 

こんな話をしても、

「また新規の北斗担が騒いでるよ」と思われるだけなのだろうけど、

私は自分の目で見るしかないのなら、

可能な限り北斗くんの元へ足を運びたい。

「今」はだれにとっても今しかないのだが、

私は「北斗くんの今」を見逃したくない。

だから多ステするし、できるなら近くの席に入りたい。

ただ近くで見たい気持ちもあるが、

近くないと北斗くんは見えないのだ。

メンバーが被ったりスポットライトが当たらなかったり、

スクリーンにもまともに映らないことが多いので近くに行かないと見えない。

双眼鏡を使えば?といった問についても同じだ。

オタクの頭とペンライト、メンバーで自担が見えない悔しさはもう味わいたくない。

 

 

 

デビュー組だって、特にNEWSなんていつ何が起こるかわからない。

でもそれ以上にSixTONESの「今」は重くて脆い。重すぎる。

 

北斗くんにとってもSixTONESにとっても

私たちオタクができるのなんて数字に貢献することと声を届けることだけだ。

それなら何度でも現場に行くしグッズを購入する。

だってCDやDVD・BDが無いのだから。

今できる全力を今注がないでどうするんだ。

 

 

前述の理由以外にも彼らの現場は単純に楽しいし、

一緒に同じ価値観やペースで応援できる友人がいるのも大きい。

 

 

 

 

 

私が現場にがっついて追いかけたいのはSixTONESだ。

それでもやっぱり、どうしたってNEWSが大好きで大切だ。

NEWSのことは①でも記載したように、一生好きなのだと思う。

SixTONESだって今は、ずっと好きでいると思っているが

熱しにくく冷めやすく何事も続かない私のことだ。

SixTONESが一生好き!なんて胸を張っては言えない。

 

 

すごく私にとって都合の良い、これまで語った色々を棚に上げた発言をする。

今の私は結局、SixTONESもNEWSも本気で大好きなのだ。

SixTONESは辞めようと思ってその気になれば辞められるかもしれない。

それでも辞めるつもりはないし、好きでいつづける。

本当にずるい。わかってる。矛盾が気持ち悪い。

 

 

「増田くんは特別だから」

 

こういった言葉は逃げでしかないともわかっている。

どちらかしか選んではいけないというなら迷わず増田くんを選ぶ。

なのに私が必死になって現場に行ったり

必要以上にグッズを購入して応援するのは北斗くんだ。

もちろん増田くんにだって最低限のお金は落としている。

 

意地なのかもしれない。

でも、好きな気持ちも応援したい気持ちも

気持ち悪いくらいにどちらも本物で大きい。

 

 

かけもちって何なんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:今も増田くんは同担拒否はありません

かけもちって何だろう①NEWSの話と、私がかけもちになるまでの話

私は所謂かけもちのオタクだ。

Jr.担には珍しい(疎まれがちな)ユニット担なうえにデビュー組とのかけもち。

 

子供の頃は芸能人に興味が無かった。

小学生の頃、周りの友達はモーニング娘。でだれが好きだとか

光一くんは王子様だとか芸能人の話によく花を咲かせていた。

 

当時からひねくれていた私は「アイドルなんて顔だけじゃないか」といった典型的なアンチジャニーズだった。

新喜劇やお笑いの方が好きだった。

 

 

いつから彼の存在を知っていたのかは覚えていない。

NEWSの「チェリッシュ」のCMにひとりで密かに心を躍らせていた。

テゴマスのデビュー曲「ミソスープ」に「まじか」と驚いた。

こっそり「ガチバカ」を録画して家族がいない間にひとりで観ていた。

「笑える恋なんてしたくない」では芸人を理由に堂々と観た。

そうやってジワジワといつの間にか私は増田貴久の虜になっていった。

 

家族にも友達にも内緒にしていたこと、当時中学生でお金が無かったこと、

ジャニーズがどんなものなのか一切知らなかったことなどから

「コンサート」「FC入会」などの発想は全くなかった。情弱だった。

当然グループやメンバーにもこれといった興味は無く、

ただただネットで集めたNEWSの動画や楽曲をこっそり聴いて

増田くんの画像を集め続けた。

こうして私はヌルッとジャニーズの世界に足を突っ込んだ。

 

増田くんへの思いが消えることはなく時は過ぎ、高校を卒業した。

やっと私は「増田くんが好き」と家族や友人に告白した。

はじめてジャニーズのFCに入会した。

 

だが、私がもじもじしていた数年の間にあまりに残酷な世界が回っていた。

増田くんを好きになって約5年、

私がはじめて行ったコンサートは「テゴマスのまほう」だった。

そう、私は自分がもじもじしていたせいで9~6人のNEWSに会ったことがない。

コンサートに申し込んだときは、この次はNEWSのコンサートかな?くらいに軽い気持ちでいた。

 

2011年10月。

メンバーの山下智久錦戸亮がNEWSを脱退した。

ここまで書いてきたように、当時は増田くんにしか興味がなかったので

正直そこまでのショックは無かった。あくまでも当時は。

 

呑気にコンサートに行き、楽しんだ。

長らく恋い焦がれた、人生で初めて好きになった他人が目の前にいる。

ジャニーズってすごい。

二人で歌うNEWSの「さくらガール」が素敵で美しくも重く苦しかった。

 

 

その後は実質の活動休止だ。

翌年2012年に4人のNEWSが誕生した。

グループを失いかけて私はようやく「NEWS」に興味を持った。

3人のことを好きになるのに時間はかからなかった。

 

その後ベストアルバムが発売され、4人での初シングル「チャンカパーナ」が発売された。

スペシャルボックスにはイベントの応募券がついていた。

母と応募して、見事当選した。

これは私の運が特別良いわけではなく、NEWS4人の優しさと誠意の結果だった。

ファンに直接ありがとうが言いたいから、応募者数を見て

スタッフさんに無理やり頼んで自らの休憩時間を減らしてまで

朝早くから夜遅くまで、大人の事情の許す限り公演数を増やして当選者を増やしてくれた。

会えるだけでも嬉しかった。

彼らの誠意によって、ジャニーズでありスタッフに止められたにも拘わらず

彼らとファンの間に何の仕切りも無くサプライズで握手でのお見送りがあった。

 

増田くん、シゲ、小山くん、手越の順だった。

突然のことで前に進めず泣き崩れるファンがたくさんいたのを覚えている。

 

増田くんに目を合わせて「大好きです」と言った。10代の私にはあれが精一杯だった。

増田くんはしっかりと私の目を見て手を握って優しく微笑んで「ありがとう」と言った。

なぜか私は一滴の涙も出なかったが、その後数日間は食事が喉を通らなかった。

 

 

4人で初のコンサート、10周年の記念ライブ、1年間のなぞの空白。

 

このなぞの空白が私を狂わせた。

コンサートの楽しさに味を占めた私は誘われるがままにコンサートに行った。

SexyZone、Kis-My-Ft2、嵐、関ジャニ∞のコンサートに行った。

今思えばなんてDDなんだろう。虫唾が走る。

その後は比較的安定して4人の活動が続いた。

 

だが私はその後紆余曲折ありSexyZoneとキスマイにハマった。

 

 

 

2016年。「QUARTETTO」

私はこの公演ではじめて遠征をした。

静岡エコパアリーナだ。

当時はまだ紙チケットだったので事前に席が分かった。アリーナ席だった。

ドキドキして迎えた当日、席に向かうとセンステ近くの花道最前だった。

私たちの隣には積んだであろう増田担の4人組がいた。

私は増田くんが見られたらそれで満足だった。

とはいえ、せっかくアリーナ席ということはわかっていたので張り切ってうちわを作った。

「増田くん見て」というなんとも謙虚で意味の分からないうちわだ。

いざ増田くんが目の前に登場して、泣いた。

こんな変なうちわ見せられないし、何かを要求するなんてできない!

そう思ってそっとうちわを伏せて椅子に置いた。

ペンライトとハートのシールを貼った公式うちわを握りしめて

見事なまでに震える地蔵と化した。

増田くんはそんな私を見つけ、何の迷いもなくまっすぐに私の元に来てくれた。

あまりの衝撃に残念ながらそこから私の記憶は無い。鶏脳な自分を恨む。

 

その年は24時間テレビのパーソナリティーにも選ばれ、充実した年になった。

 

 

個人的にこの年は転機となった。

SexyZoneの菊池風磨に本格的にハマったのだ。

「Welcome to SexyZone」のチケットを2公演分譲ってもらった。

1公演目は1枚での譲りで、一人で行った。

隣は同じく一人で来ている北斗担のお姉さんだった。

正直、この日まで私はjr.担に全く良いイメージが無かったのだが

彼女が本当に優しくて、jr.担のイメージが変わった。

 

実を言うと「ほくじぇ期」少し前に北斗くんとジェシーの存在を知っていた。

少し気になる存在だった。顔が好きだった。

それでも当時は自分の中で「かけもちはダメ」といったポリシーがあったし

Jr.にまで手を出したら終わりだと思っていた。

例えるなら、恋にまで発展しなかったが気になる甘い存在だった彼。

 

彼がバックについていると知り「ラッキー!生で見られる!」くらいの気持ちだった。

隣の素敵な北斗担のお姉さんの存在も手伝って、

風磨くんの次くらいに意識的に北斗くんのことを見ていた。

 

その年の夏、「Summer Paradise 2016」が開催され、

私は風磨くんのソロコン「風 are you ?」に行った。

バックに北斗くん、慎太郎、樹がいた。

風磨くんのつくる世界観はすごくて、本当に驚くほど楽しかった。

風磨くんがNEWSの「恋を知らない君へ」を歌った。

感動したし嬉しかったし隣の女の子は泣いていた。

ずっとNEWSしか知らなかった私は「新しい世界」に浮かれていた。

すごく楽しくて特別な夏だった。

その夏を大好きなNEWSと、今夢中になっている風磨くんによって

走馬灯のように思い起こされて感傷にひたっていた。

 

そこで事件が起きた。

聞き覚えのあるイントロが流れた。

NEWSの「内容の無い手紙」だった。衝撃的だった。

本家でももう歌わないであろう昔の曲。

思わず食い入るようにステージに目を向けるとそこには白スーツの王子様がいた。

松村北斗だ。

私はその一瞬で不覚にも完全に堕ちた。

失礼で最低だと自覚しつつも、彼に堕ちたと同時にそれまで夢中だった

風磨くんとキスマイの当時の担当への興味が急激に薄れた。

悩む間もなく気づいた頃には完全に降りていた。

 

 

翌年「NEVER LAND」

ツアー前にある事件があった。

書き残したくないので一切詳細は触れないが、当時は失望した。

過去の曲やカップリングを歌わなくなった彼らや

27歳を過ぎて少しずつ大人になっていく増田くんについていけなかったのもある。

北斗くんに堕ちて忙しかったこともある。

私はあの幸せだった「QUARTETTO」で降りるのが正解だったんだ。

今のNEWSにいる増田くんを見たくない、応援できない。

彼らの進みたい道がわからない。ついていけないならもう降りよう。

悩みながら行った大阪城ホールの公演は楽しめなかった。

増田くんはかっこよかったし、近くに来ると震えた。

それでもコンサートを楽しめなかったことがショックだった。

悩みに悩んで、号泣しながら卒業ブログを書いた。(削除済)

 

卒業式のつもりで、東京ドームのオーラス公演に入った。

立っているのもままならないくらいに泣いた。

URを楽しく合唱する周りのオタクに白い目で見られるくらい泣いた。

終演後、バカみたいにグッズを買った。

きっと私は一生4人が好きなんだと強く思った。

 

 

2018年、苦しかったけどそれ以上に幸せだった。

NEWSが結成15周年ということで、今までで一番忙しかった。

「EPCOTIA」はすごくすごく楽しかった。

ところがツアー終了後6月、小山くんが謹慎になった。

仕事が終わって会社を出て謹慎を知ったとき、腰が抜けた。

やっとの思いで近くのお手洗いに逃げ、1時間声を殺して泣いた。

どうやって帰宅したのか記憶にもない。

それからは毎日が地獄だった。

家に帰っても電気もつけず、情報も人の言葉もすべてが恐怖で

TVもSNSも私の生活からシャットダウンした。

町を歩くと聞こえる会話も怖くてイヤホン無しでは歩けなかった。

NEWSの曲は聴けなかった。

正直、他のグループが楽しそうに活躍しているところも見たくなかった。

何も見たくなかった。ごはんも食べる気にならなかった。

NEWSがいなくなるかもしれない世界を生きたくなかった。

「きっと大丈夫」と言い聞かせ、心を殺してロボットのように生きた。

 

6月18日、実家のある大阪で大地震が起きた。

この世は地獄だと思った。

胃がさけそうで気が狂いそうで、全てが恐怖だった。

 

6月27日、小山くんが復帰した。泣き崩れた。

NEWSは生きがいなんかじゃない。

私のライフラインだ、そう強く確信した。

 

その後、音楽番組でも4人の姿を観ることができて

当落が遅れ開催が不安だった15thライブも無事に開催され、

本当に本当にこれ以上にないくらいの幸せだった。

 

今でもNEWSは叩かれるし、それでも好きだと言うと

頭がおかしいかのように言われる。正直生きづらい。

 

それでも、誰が何と言おうが私がこの10数年で

彼らからもらった幸せや愛は紛れもなく本物だ。

 

そう思うことでパッパラだと言われるなら、パッパラで上等だ。